第8話 光を届けるということ

サンキャッチャーと、カードリーディング。

それぞれが、自分の想いとつながっているかもしれない。

そう感じはじめた頃、私は少しずつ、
“誰かに届ける”ということを意識しはじめていました。

まだ自信はない。
うまくできるかも分からない。

それでも、自分が感じたこの光を
表現して、誰かに届けてみたい。

そんな気持ちが、静かに大きくなっていきました。

小さな一歩からでした。

自分の言葉で伝えてみること。
自分のつくったものを見てもらうこと。

ほんの少し、勇気を出して外に出してみました。

すると、思いがけず、想像以上の
あたたかい反応が返ってきたのです。

「前を向く勇気が持てました」
「やさしい気持ちになれました」

そんな言葉をもらったとき、
私ははじめて、“届ける”ということの意味を、
大きく実感しました。

特別なことができるわけじゃない。
すごい何かを持っているわけでもない。

それでも……

自分の感じたことを、自分のままで届けることで、
誰かの心に
そっと光を灯すことができるのかもしれない。

そんなふうに、思えたのです。

小さな自信のようなものが、
胸の奥に、ぽっと灯りました。

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